「煎り上手」でコーヒーの焙煎を楽しむ

みなさんは、「煎り上手

という器具をご存じですか?

 

お家でも、コーヒーの生豆を

手軽に焙煎することが

できる器具です。

 

家庭でコーヒー焙煎、

と言ってもあまりピンとこない方も

多いと思います。

 

ヨーロッパやアメリカでは、

その昔、家庭内の仕事として

コーヒーの焙煎が行われていたが、

日本には、その文化がほとんどありません。

 

コーヒーが日本に流入し普及していった

過程において、お家焙煎はあまり紹介

されなかった事が理由かもしれません。

 

コーヒーを家庭で焙煎する行為は

一部の人の趣味を除いては、

あまり無いかもしれません。

 

煎り上手」は、

生豆50~60g程を器具に投入して、

左右に振りながら

ガスコンロの上で加熱して

コーヒー豆を焙煎して行きます。

 

手網焙煎という方法をご存じの方なら、

想像がつくかもしれません。

 

手網焙煎との大きな違いは、

生豆に直接火が当たらないことです。

 

焙煎機でいえば、

煎り上手は半熱風式に近い

イメージかもしれなませんね。

(焙煎機と違いダンパーなどの機能はない。)

 

コンロの上で加熱すると

だんだんと豆の色が

黄味がかってきます。

 

更に加熱を続けると、

「パチパチ」というはぜる音がします。

(一ハゼと呼ばれる音)

 

更に、加熱していくと

「ピチピチ」と先程よりも

小さい音がします。

(二ハゼと呼ばれる音)

 

豆の色に注意しながら、

自分の目標の焙煎度合になったら、

耐熱性のトレーや網

などの上に出して、

冷却して出来上がりです。

時間にして10分程度で

コーヒー豆が煎り上がります。

 

火の強さや、生豆の種類によっても

この時間は変わります。

 

目標の焙煎度によっては、

二ハゼの音がする前に

加熱をやめて冷却する事もあります。

 

同じ生豆でも、

加熱の仕方(火加減・時間)や、

焙煎度の違いでコーヒーの味が

変わってきます。

 

最初は

うまくいかない事もありますが、

自分の好みの生豆や焙煎度を

見つけた時がハッピーです。

 

生豆から焙煎豆へと

変わっていくことに立ち合いながら、

その香りや色の変化にふれるのは、

抽出とは、また違った楽しみがあります。

 

一般的には、

炭酸ガスが抜けて

焙煎後数日経過したほうが、

味が落ち着いて美味しい

といわれます。

 

しかし、

自分で焙煎した

煎りたてのコーヒー豆は、

何か格別な美味しさがあります。